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数学系勇者の冒険が今,始まる。
その昔,人間と「マースター」と呼ばれる数学モンスターは仲が良く,人間はマースターを操って様々な課題や困難に打ち勝ってきた。しかし,人間はマースター達に力を与えすぎてしまい,やがて普通の人々では手に負えないほどにまで数が増えてしまった。
困り果てた人々はある一人の「勇者」にマースターの退治を依頼した。その名も「数男」。
…いや,本当に「勇者」なのか?と問いたくなるような風貌の変な男に不安を覚えた人々は,彼に「なびちゃん」という強力なナビゲーターをつけることにした。過去にはマースターとの交友もあったというこの妖精も関西弁もどきでベラベラと喋る怪しい奴だった…
…いや,マジで大丈夫?と人々は心配そうに見守る中,2人は長い長い旅路につくのであった……
「ええか?数男,ウチらは「マースター」共をどついてこいっちゅーことで村を追い出されたわけやけどな,アンタもよう知っとるやろ?アイツらは元々人間と仲が良かったんや。それを人間が扱い切れないってなことで放置してこのザマになったんや。分かるか?
つまり,やな,
なるべくならまた元通り「仲良く」なることがサイコーなことっちゅーわけよ。……」

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